私とオリックス・バファローズ①

自己紹介にも書きましたが、私がオリックス・バファローズを応援し始めたのはかれこれ5年ほど前、2017年頃だったと思います。

もっとも、阪急ブレーブス・ファンからの出戻りだったのですが、これについはまたいずれ。

阪急がオリックスに売却されてからは、西宮のセ球団を応援していたのですが、毎年毎年繰り返されるFA補強報道にほとほと嫌気がさしていつしか心が離れ

て行き、野球はネットニュースで読む程度の生活を送っていました。

2016年に、たまたま知人に誘われてオリックスと西武戦を観戦する機会がありました。

当時のオリックスは現在GMの福良氏が監督。2015年になりふり構わない戦力補強をしたものの振るわず、かといって衰えを隠せない移籍組の小谷野や中島を脅かす若手も現れず、T-岡田や駿太といった中堅は伸び悩み決して魅力のあるチームには見えませんでした。

オリックスかあ、合併の一件もあるしちょっとな…」と思いつつ、野球観戦は嫌いではないので楽しい時間はすごせたのですが。

そのまま翌2017年も応援する気もないままにオリックス戦に足を運んでいたのですが、前年には大城滉二、吉田正尚、近藤大亮、その年には山岡泰輔、山本由伸、澤田圭佑、黒木優太といった将来性に期待を抱かせる新人が入団し、ロートルばかりのつまらないチームと思ってたけど、2年後、3年後を考えたら面白いチームになるんじゃないかと少しずつオリックスに惹かれるようになりました。

2017年は、伸び悩んでいたT-岡田、故障明けの金子千尋がまずまずの復活を果たし、彼ら中堅選手と若手が噛み合えば、3年後には優勝争いが出来るんじゃないかと、俄然オリックス・バファローズが面白くなり始めたのです。

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2018年には7球団競合の清宮幸太郎の影には隠れていましたが、社会の大物田嶋大樹の獲得に成功。怪我がちだった吉田正尚が名実ともにリーグを代表する選手へと成長。大いに期待を抱かせるも、肝心の中堅、ベテランが働かず、相変わらずのBクラスで福良監督は引責辞任

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2019年には衰えを見せていた金子千尋中島宏之といった主力が高額年俸と引き合わず移籍。小谷野栄一が引退。西勇輝糸井嘉男に続いて阪神に引き抜かれるなど一気に世代交代の過渡期になります。

さらに、ヘッドコーチの西村徳文が監督に交代すると、福良時代にも多少見受けられた旧態依然のスモールベースボール路線を押し進めるも、未熟な若手選手たちには浸透せず。頼れるのは吉田正尚一人の状況にも関わらず、早い回から守備固めで吉田を交代させ力不足で試合をひっくり返されるという、頓珍漢な試合展開が目立ちました。

ベンチやブルペンには私のような部外者の素人が知りえない相応の事情があるのだろうし、プロの采配についてとやかく言うのはなるべく避けるようにしています。

とやかく言うのは野球の楽しみ方の一つなのはわかりますが、そこは私は踏み込むべきではないなという考えです。それでも、西村氏は明らかに指揮官としては不向きでした。

とにかく、自分が期待した若手が躍動するバファローズとは違う方向に進んでいたのです。